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いじめ問題に思う [事件・ニュース]

いじめが原因と思われる子どもの自殺が連鎖的に起きている。

痛ましい事件が報道される度ごとに、私はいつも割り切れないものを感じている。
自ら命を断った子どもに対して、責任の所在が誰にあるのかが真っ先に問題にされる点についてだ。
いじめの加害者が悪いのは当然だとしても、いじめに気がつかなかった担任の先生(気づいていても何の対応もしない場合もあるが)が悪かったのか、あるいは校長が悪かったのか、教育委員会が悪かったかなどということを問題にするが、そこを問題にして誰が救われるのかと思ってしまう。

同様のことは、親に虐待されて亡くなった子どもに対しても当てはまる。児童相談所の対応が適切でなかったとか、鬼のような母親だとか言って、その母親の生まれや育ち、経歴などをこれでもかこれでもかというように、テレビは映し続ける。

そのどちらにも言えることだが、そこには不幸な死に方をした子どもに対する、大人としての謝罪の気持ちが読み取れないと感じるのは、私だけだろうか。
多少なりとも、その子どもと面識があったり、接したりしたことがある大人なら、社会や世間に対してではなくて、死を選ぶことしかできなかった、または殺されなければならなかった当の子どもに対して、「つらかったね。気づいてやれないで、何にもしてあげられないでごめんね」と心の底から謝るのが、まず第一になされるべきことなのではないかという気がするのだが……。

そういうことが出来ない大人に対して、いじめられている子が助けを求めたり、いじめている子が「いじめをやめるように」と言われても、「はい、わかりました」と素直に言うことを聞くとは到底思えない。

この前、テレビを見ていたら、日本子どもソーシャルワーク協会の寺出壽美子理事長が、「いじめる子、いじめられる子自身が選んだ大人が双方の話をよく聞いて、それで解決していく」という趣旨のことを話されていたが、その通りだと思った。

私たち大人は、特に子どもに関わる仕事をしている大人は、子どもから選ばれる大人になるように、努力することが大切なのではないかと思う。
少なくとも、子どものことが大事だといいながら、実は自分のことしか考えていない大人や、平気で嘘をつく大人には、子どもは決して心を開いてくれないのではないだろうから。


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ホリエモンと勝ち組 [事件・ニュース]

 いつの時代でも、改革者とか挑戦者とかいうのはかっこよくて、人々の関心を集めずにはいられない。

去年、ホリエモンがメディアに登場した頃は、バッファローの買収のときも、ニッポン放送株を巡るフジテレビとの争いのときも、どちらかというとホリエモンの方を応援する気持ちが働いていた。

ところが、広島6区から立候補した頃になるとかなり印象は変ってしまった。テレビに映るホリエモンの顔を見て、人相が悪くなったと感じたからだ。もっと、悪くいうと、卑しい感じに私の目には映った。

今、ここでホリエモンが逮捕されたからと言って、ことさらにホリエモンを非難する気もおこらないが、ホリエモンに代表されていたような勝ち組ばかりがもてはやされる世の中が少しは変わればいいと思う。

ホリエモンに限らず、テレビは勝ち組やセレブな人たちをよく取り上げ、その豪邸を紹介したり、ゴージャスな生活ぶりや、衣装や装飾品などモノに囲まれた暮らしぶりを見せつけてくれる。そして、それをスタジオ芸能人たちが羨望のため息をつきながら見つめている。

私はそんな勝ち組の人たちを見ていると、逆に「心の貧しい人たちだな」と思ってしまうのだが、きっと、その人たちはホリエモンと同じように「人の心はお金で買える」「女はお金についてくる」と思っているか、「お金やモノがあれば人はしあわせになれる」と信じている人たちなのだろう。

勝ち組の頂点にいたホリエモンは、逮捕される直前まではしあわせだったのだろうか。お金に寄ってくる人たちに囲まれて、注目されて、持ち上げられて気分がよかっただけなのではないかと思う。

私が気になるのは、現在の子育てをする親たちの中にも、自分の子どもを勝ち組にするために、子どもの気持ちなどお構いなしにやっきになっている人たちがいるということだ。彼らは子どもが将来お金持ちになれば、しあわせになると信じて疑わない。

私は今、中学受験の国語を教えているが、国語の文章題には自然や心の豊かさを問う問題が多く出題されている。ところが、それは勝ち組の価値観とは全く違うもので、そこに矛盾が生じてしまうのだが、おそらく彼らにとってはそんなことはどうでもいいことなのだろう。

人生には勝ち組も負け組みもないと思う。
そんなことより、地道に、ていねいに生きることの大切さを、お金では買えないものがあることを、多くの若者たちが実感できるような社会になればいいと思う。


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