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著者からのメッセージ―天国に行った子どもたち(15) [私の夢]

著者からのメッセージ
阪神大震災から3年の月日が流れた頃、私はまだひとり娘を失くした悲しみの中にありました。そんなある冬の夜のこと、いつものようにじっと空を仰いでいるうちに、わたしの心は星空のはるかかなたへと旅立っていったたくさんの子どもたちの世界へと向けられていきました。大好きなお父さん、お母さんと別れてたったひとりで天国へ召されていった子どもたちは今一体どうしているのかしら、という思いに深くとらえられました。そのときから、私の心に天国の子どもたちの情景が天から降りてくるように、次々と浮かぶようになりました。そんな子どもたちの姿を無我夢中で描き続けていくうちに、少しずつ私の心は悲しみは悲しみのままに明るい光の世界へと解き放たれていくように思われました。
これらの絵が悲しみの中にある方々に、ほんのひとときでも心のやすらぎになるとしたら、こんなうれしいことはありません。

2000年1月17日                 笈川 小百合


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終のすみ家 [私の夢]

今朝のNHKの番組で、「終のすみ家」として小平のケアハウスが紹介された。
形態は賃貸アパートなのだが、そこの住人たちは同じ建物の中で、食事、介護、医療のサービスが受けられるようになっていて、それも家賃20万円の中に含まれるということだった。

何と言っても、お年寄りにとって一番大事なのは、毎日の3度の食事だろう。これがきちんと確保されているだけでも、どんなにか気持ちが安らぐことだろう。しかも、ここでは、プロのコックさんがお年寄りの口に合わせたものを毎食作ってくれて、各人が好きな時間帯に食べられるようになっているらしい。

1階にはデイケアの施設もあり、診療所もついていた。住人たちは自分たちの部屋があるのでプライバシーも守られるし、仲間と楽しみたいときには、デイケアに行って、他の人と話したり、歌など歌って楽しむこともできる。診療所から先生が部屋まで様子も見に来てくれる。

番組では、最近ここに引っ越して来た人を3人ほど紹介していた。
その中の1人が言っていた言葉が心に残った。

「ここに来てからあごが上がってきた」
まさに、ここが安住の「終のすみ家」であることを表わした象徴的な言葉だと思った。

この女性は、病院に何ヶ月も入院している間に、骨祖しょうしょうがひどくなって車椅子生活を余儀なくされ、病院側から退院してからの1人暮らしは無理だと言われたという。ショックを受けて落ち込んでいたのだが、ここに入居したことによって、部屋の中で歩けるようになり、次は外で歩くことを目標にしているという。

前向きになって、あごがあがってきたのだ。
そういえば、私の母のあごは下がりっぱなしだ。私も母のあごがあがっていくのを見たいと切実に思う。

高齢の母親を抱えて働いている一組の母娘の紹介もあった。母親の方は脳梗塞で口もきけなくなって、ベッドで寝ていることがほとんどだった。施設に入って虐待された過去もあったという。

このお年寄りが、デイケアのクリスマス会ではずっと車椅子に座っていられたし、しゃべれなくても、目が輝いてきたことが、画面を通してはっきりと感じ取れた。

一方の娘さんの方も救われたように涙ぐんでいた。これまで母親の介護を孤立無援でやってきたのに、ここでたくさんの人たちに支えられて暮らしていけることを実感したからだろう。娘さん自身もこれまでどれほど大変で、心細かったことだろう。
この母娘にとっても、ここは「終のすみ家」になるに違いない。

もともと私はお金持ちではないから、高額の有料老人ホームなんて入れるはずもないのだが、負け惜しみではなく、そんなところより心ある人たちが集まっていると感じられるこんなケアハウスが、将来的に増えたらいいなと思う。

そうしたら、私も入れてもらえるかな。


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